その絶景はウユニ塩湖の南、チリやアルゼンチンとの国境に近い、アルティプラーノと呼ばれる高原地帯の南部にある。

画像: 浸食台地に太陽が陰影を作り出すと、地球とは思えない不思議な景観を生み出す

浸食台地に太陽が陰影を作り出すと、地球とは思えない不思議な景観を生み出す

 ウユニ塩湖からアタカマ砂漠へ抜ける旅行者に人気のルート「宝石の道」からも外れているため、旅行者が訪れることも稀まれなこの地域は、長年の風雨の浸食によって削られた奇岩が立ち並ぶ絶景の宝庫だ。撮影した写真家の野町和嘉氏は、車とドライバー、そしてコックまでも雇い、この地域を巡ってこの絶景にたどり着いたという。

画像: 砂が形作る曲線がなんとも不思議な雰囲気を醸し出す

砂が形作る曲線がなんとも不思議な雰囲気を醸し出す

「この辺りには、固く圧縮された砂の堆積層を雨水が浸食した浸食台地が数多くあります。中には1周するのに3時間もかかる台地もあるほどです。また、残念ながら基本的に周辺に宿泊施設はありません。時には放牧の番小屋や民家に泊まらせてもらいながら、撮影して回りました」

画像: 長年の風雨により、倒れてしまう奇岩もある。人間と比べるとその大きさがわかる

長年の風雨により、倒れてしまう奇岩もある。人間と比べるとその大きさがわかる

 世界的にもまだあまり知られていないエリアだが、ウユニ塩湖からのアクセスが向上すれば、世界中の旅行者がここを訪れることになるだろう。開発される前に、手つかずの絶景を目にしたい。困難を乗り越えてでもたどり着きたいと思わせる魅力が、ここにはある。

●アクセス
ペルー南部からボリビアまで広がる標高約4000m の高原地帯をアルティプラーノ(スペイン語で、高く平らな土地)と呼ぶ。そのアルティプラーノの南部、チリやアルゼンチンとの国境地帯に、広大な浸食台地が広がっている。ウユニ塩湖からは道無き道を4WD 車で向かう。スールとはスペイン語で「南」。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.