バルカン半島のマケドニア共和国。その南西部、アルバニアとの国境にあるオフリド湖は、約500万年前に海底の隆起によってできた湖で、世界最古の湖のひとつとされている。湖の水は透明度が高く、美しい湖だ。

画像: 人々の歴史を見守り続けている最古の湖の朝は、今も昔も変わらず厳かだ

人々の歴史を見守り続けている最古の湖の朝は、今も昔も変わらず厳かだ

 湖畔に広がるオフリドの街の歴史も古く、紀元前12世紀ごろには既に街が築かれ、ヨーロッパで最初に人々が定住した地域とも言われている。その歴史を物語るように、湖の周囲には城塞や教会が建てられている。その中でも湖畔に建つ、聖ヨヴァン・カネオ教会に朝日が当たる光景は神秘的だ。写真家の柏原力氏は語る。

画像: 湖畔に建つ聖ヨヴァン・カネオ教会。煉瓦積みの外観から、その歴史を感じることができる

湖畔に建つ聖ヨヴァン・カネオ教会。煉瓦積みの外観から、その歴史を感じることができる

「オフリドは、ヨーロッパからの観光客が多く、昼間は街中や教会もざわつきますが、少し早起きして早朝に訪れれば、湖の風景も教会も独り占めできます。静かな湖面と歴史を感じる教会を目にすると、静謐(せいひつ)な雰囲気になります」

画像: 教会の上から徐々に朝日で明るくなっていく。荘厳ともいえる雰囲気で、心が静まる瞬間だ

教会の上から徐々に朝日で明るくなっていく。荘厳ともいえる雰囲気で、心が静まる瞬間だ

 湖の向こうにはアルバニアの小さな街々も目にすることのできるオフリド湖。バルカン半島自体が、まだまだ日本人観光客には馴染みの薄い地域ではあるが、人々も素朴で旅行もしやすいという。ぜひ一度訪れてみてはどうだろうか。

●アクセス
マケドニア共和国の首都・スコピエからはバスで3 時間半程度。オフリドはマケドニア共和国で唯一の世界遺産でもあり、近隣諸国からの観光客も多い。街は湖畔の丘にへばりつくように広がっており、長い歴史を持つ教会や教会跡などが点在している。

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