限りなく色味が少ない究極の絶景が北極圏にある。世界中を旅した中でも、とてつもなく非日常な光景を目にしたのは北極圏だった。

画像: 冬のノルウェー北極圏を船旅で周遊した

冬のノルウェー北極圏を船旅で周遊した

そんな絶景に出会ったのは、ノルウェー北極圏を往く船旅での出来事。「世界一美しい船旅」として名高いノルウェーのクルーズ「フッティルーテン」に乗船し、ノルウェーの南部から北極圏を含む北部までを、1週間近くかけて周遊した。 ノルウェーの湾岸部にはフィヨルド地帯が形成され、その長さや深さは世界最大級。ユネスコ世界遺産にも登録されているほど、圧倒的な景観美が広がっている。

画像: フィヨルド地帯を船ですり抜け、移り変わる景色をずっと眺めていた

フィヨルド地帯を船ですり抜け、移り変わる景色をずっと眺めていた

このフィヨルド群、夏は青く澄み渡る空、煌めく海、そしてそびえ立つ緑豊かな山々が豊かな色彩を発している。 だが、冬はモノクロのごとく色が限りなく無に近い幻想的な世界に様変わりするのだ。真っ白な雪に覆われたスノーブルーの雪山。濃く深い濃紺のようなダークグレーの海。柔らかなグレーがかった空...…。そう、ここは色味が圧倒的に少ない。更に冬の北極圏は極夜ゆえ、日中でも薄暗く、空がぼんやりとしている。どこか異次元の世界にワープしてしまったかのような感覚に陥った。

画像: どこまでも同じような景色が続いているが、不思議と飽きない。いつまでもぼーっと見ていたくなる

どこまでも同じような景色が続いているが、不思議と飽きない。いつまでもぼーっと見ていたくなる

このような世界に1週間近く身を置いていると、不思議な出来事が起こった。心がだんだんと無になっていくのだ。日頃、情報が渦巻く都会に侵されていた体がすーっと浄化していき、心が、精神が、そして思考までもがシンプルにクリアになっていった。そうして第六感のような直感も研ぎ澄まされていった。

色彩豊かなカラフルな世界は美しい。色のパワーは、時に私たちの人生を明るく豊かにしてくれる。だが、色味の少ない世界は、また異なる素晴らしい世界を魅せてくれた。

旅フォトジャーナリスト KANA

ヴィジュアルで魅せる旅フォトBLOG
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◆北極圏のその他の写真をこちらにまとめています。是非ご覧ください↓↓
「世界一美しいノルウェー北極圏クルーズ フッティルーテン 」


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