インド洋に浮かぶ、世界第4位の大きさを誇る島、マダガスカル。その首都のアンタナナリボから西へ約300㎞、奇岩がそそり立つ絶景が広がっている。見渡す限り、カミソリのように鋭く尖った岩が林立するその風景は、さながら"岩の森”といえる。

画像: 風雨で浸食された岩の森の間から、本物の樹木が顔を見せる

風雨で浸食された岩の森の間から、本物の樹木が顔を見せる

 この絶景を作り出したのは、長年にわたる風雨の浸食だ。石灰岩のカルスト台地に降った雨は、そ
のまま石灰岩内に吸収され、その水分が石灰岩内に空洞を作っていく。こうして作られた洞窟の天井
が、その重みに耐えられず崩落、岩の間には無数の谷間ができた。そして残った岩は風雨により削ら
れ、現在のようになったという。

画像: 岩の間から見上げるとその迫力に息を呑む

岩の間から見上げるとその迫力に息を呑む

 人がようやく通り抜けられるほどの谷間に降りてみると、そこに樹木が生い茂り、日の光を求めて、枝葉を広げている。その様子を下から見上げるのも、また違った絶景の楽しみ方だ。
 また、ツィンギ・デ・ベマラハ厳正自然保護区には、トレッキングコースも整備されており、アク
ティブに楽しめる。
 現地までの道のりは長いが、この地球上で、ここにしかない絶景を見られることは確実だ。

画像: 保護区内には川が流れており、吊り橋がその両岸をつないでいる。見下ろすと足がすくむような絶景だ

保護区内には川が流れており、吊り橋がその両岸をつないでいる。見下ろすと足がすくむような絶景だ

●アクセス
マダガスカルの首都・アンタナナリボから、マダガスカル西部の町、ムルンダバまで空路で約1 時間(陸路であれば半日程度)。ムルンダバからは公共交通機関がないため、4WD 車をチャーターして約8 時間。ドライバーやガイドをチャーターする必要がある。

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