中国の棚田といえば、雲南省の元陽が有名だが、その元陽の棚田にも勝るとも劣らない段々畑の絶景が、同じ雲南省にあるこの東川紅土地だ。省都・昆明から北へ直線距離で約120㎞、山あいの台地に広がる段々畑の絶景だ。

画像: 真紅の台地に広がる段々畑。色とりどりの畑が描く弧が、美しい

真紅の台地に広がる段々畑。色とりどりの畑が描く弧が、美しい

 特色はなんといっても、真紅の土壌と、その上に幾何学模様を描く段々畑とのコントラストだ。写真家のまえのかつみ氏が語る。
「雲南省にはこのような赤い土壌が多くあるのですが、この東川紅土地の段々畑は、どこにもないような絶景です。初めて訪問した2000年代前半は、宿泊施設もほとんどないような田舎でしたが、近年はホテルも建つなど、観光地化も進んでいるようです」

画像: そば科の穀物が一斉に花を咲かせると、一面白の段々畑と化す

そば科の穀物が一斉に花を咲かせると、一面白の段々畑と化す

 ここでは、収穫時期に合わせて四季折々の作物を作っているため、それぞれの時期ごとに、見せる表情が違うことも、大きな魅力だ。
「特に9〜12月の収穫期には、色とりどりの作物が段々畑を彩り、美しいです」(まえの氏)
 日本人のルーツの一つとも言われる、中国雲南省。その山あいに広がる絶景の段々畑は、色合いは違えど、日本人にとっては懐かしい風景かもしれない。

画像: 夕景の東川紅土地。異国ながらも懐かしい日本の原風景のような絶景だ

夕景の東川紅土地。異国ながらも懐かしい日本の原風景のような絶景だ

●アクセス
中国雲南省の省都・昆明からは、バスまたは車をチャーターして陸路で3〜4時間程度。村にはホテルもあり、観光客の受け入れ態勢も整いつつある。日本からは、東川紅土地だけでなく、元陽の棚田や、羅平の菜の花畑を一緒に回るツアーも設定されている。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.