ミャンマー中部にある観光地、インレー湖から山脈を迂回して車で3時間弱。カックー遺跡には、高さ5〜6mのパゴダと呼ばれる仏塔が2000基以上も建ち並んでおり、その景観は圧倒的だ。

画像: 池の水面に映る無数のパゴダ。なんとも幻想的な風景だ

池の水面に映る無数のパゴダ。なんとも幻想的な風景だ

 紀元前3世紀にインドを統一したアショカ王が建てたという伝説のパゴダの周りに、周囲に住む少数民族の人々がそれぞれの財力に合わせてパゴダを寄進し出来上がったのが、現在のカックー遺跡と言われている。その言葉を裏付けるように、遠目には同じに見えるパゴダも、近寄ってみるとデザインや装飾が少しずつ違うことが見て取れる。どれもみな外側には一様に見事なレリーフが施されている。

画像: それぞれのパゴダのデザインやレリーフの違いは、寄進した人物の財力を反映していると言われる

それぞれのパゴダのデザインやレリーフの違いは、寄進した人物の財力を反映していると言われる

 カックー遺跡を訪れたら、ぜひ耳を澄ませてみたい。風のある日であれば、パゴダの先に付けられた装飾が風に揺れ、鈴の音のような音が聞こえるはずだ。その音を耳にすれば、心まで浄化されるような気持ちになることだろう。

画像: 金色に輝くパゴダもある。中央はパゴダを背中にのせた象

金色に輝くパゴダもある。中央はパゴダを背中にのせた象

 敬虔な仏教徒が多いミャンマー。ヤンゴンやバガンの街にも数多くの有名なパゴダはあるが、一味違ったカックー遺跡も、ぜひ訪れてほしい絶景だ。

●アクセス
ミャンマー東部、シャン州の州都・タウンジー郊外にあるヘーホー空港までは、国内線でミャンマー各都市からアクセス可能。空港からは車とガイドをチャーターして1時間〜1時間半でカックー遺跡へ。遺跡に入るためには、地元のパオ族のガイドを雇うことが必須となっている。

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