幸せの国として知られるブータン王国。ドラゴンの旗がたなびくこの国へ降りたつと、土地のもつ神秘的なパワーが旅人を歓迎してくれます。旅を通して気がついたのは、「我々が求めている本当の幸せ」…それは決して物理的なものではなく、きっと誰もが幼少期に感じた素朴で純粋な感情であるということ。
ヒマラヤ山脈に囲まれた知られざる秘境へ、いざ旅立ちましょう。

画像: タクツアン僧院

タクツアン僧院

ブータンで必ず訪れたいのは断崖絶壁に建てられた孤高の寺、タクツアン僧院。ドラゴンズネスト(竜の巣)と呼ばれ、たどり着くまでは3時間ほどの登山を要します。ここはブータン国民をはじめ、インド人など世界中の仏教徒が参拝に訪れる非常に神聖な場所なのです。

画像: プナカ・ゾンにて

プナカ・ゾンにて

高山に位置するブータンにおいて、ここプナカは約1300mほどと比較的標高が低く、暮らしやすい土地です。バナナが生い茂り、蘭の花が咲き乱れる亜熱帯性の気候ゆえ、稲作も盛ん。収穫期には黄金色に輝くゆるやかな棚田は、寺院が立ち並ぶ荘厳な景色をさらに美しく彩るのです。

画像: 美しい装飾が施されたブータンの寺院

美しい装飾が施されたブータンの寺院

ブータンで感じる神聖な空気。来世のために人生を通して祈りを捧げる聖者がいるからでしょうか。それともこの土地が清らかに磨きあげられているからなのでしょうか。ブータンを旅する意義、それは人が本来もっている”澄み切った心”が自ずと蘇ってくることなのかもしれません。

画像: 僧侶の学校で出会った小学生〜中学生の男子たち。厳しい修行の合間に見せた年相応の無邪気な姿が愛らしい

僧侶の学校で出会った小学生〜中学生の男子たち。厳しい修行の合間に見せた年相応の無邪気な姿が愛らしい

世界一辛いと評されるブータン料理。唐辛子とチーズ、干し肉をメインに構成される料理は、ひとたび口にすればその強烈な旨みに虜になること間違いなしの美味しさです。

画像: ブータン料理はいたってシンプル。野菜は全てオーガニックだ

ブータン料理はいたってシンプル。野菜は全てオーガニックだ

こちらは僧侶学校を訪れたときに頂いた昼食。ベジタリアン食ですが、味付けにたっぷりバターを使用しているので腹持ちもよく、濃厚な味わいでした。

画像: エゼという唐辛子のサラダ

エゼという唐辛子のサラダ

ブータン料理で私が一番好きになったのはこちら、エゼという生唐辛子とチーズを和えたサラダのようなもの。日本でいうお漬け物のように、毎食小鉢で出てきます。当然非常に辛いのですが、そのフレッシュな辛さが後をひく美味しさで、毎回何杯もお代わりをしてしまっていました。

標高2000mに位置する尼僧院にて

ブータンの旅はいかがでしたでしょうか。土地の人たちとの触れ合いを通して、私自身、人生観がガラリと変わるような体験をしました。そして間違いなく、この旅は今までの旅とは一線を画する素晴らしいものとなったのです。みなさんにも人生でぜひ一度訪れていただきたいデスティネーションの一つ、ブータン。この夏にいかがでしょうか。
では、また次回お会いしましょう。

Text: Makiko Yamamoto

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