インド南西部、カルナータカ州にあるハンピは、見渡す限りの大地に巨岩が転がり、周囲の山もすべて巨岩に覆われている。この村に到着し、この様子を目にすれば、さながらどこか遠い宇宙の惑星に不時着したかのような気分になることだろう。

画像: ヴィルーパークシャ寺院の入り口の塔門(ゴープラム)の高さは50m 以上。本殿の美しい天井画も必見だ

ヴィルーパークシャ寺院の入り口の塔門(ゴープラム)の高さは50m 以上。本殿の美しい天井画も必見だ

14世紀前半から17世紀中頃まで繁栄したヒンドゥー王朝、ヴィジャヤナガル王国の都として栄えたこの地には、数多くの貴重なヒンドゥー寺院が点在している。また寺院の他にも、王宮跡や浴場、階段井戸など当時の生活を偲ばせる遺跡も残っている。

画像: 村の北側を流れる川は、村人の憩いの場でもある。夕暮れ時は美しい夕陽が見られる

村の北側を流れる川は、村人の憩いの場でもある。夕暮れ時は美しい夕陽が見られる

 数多く残る遺跡の中でも、ハンピ西部にあるヴィルーパークシャ寺院は、ヴィジャヤナガル様式の最高傑作と言われている。ここには現在もバラモン(ヒンドゥー教の僧)がおり、寺院として機能している。寺院の南には低い岩山があり、そこから見下ろす寺院と背後に広がる巨岩に覆われた山が、ハンピの絶景の代表格だ。

画像: 小高い丘に登れば、ハンピならではの絶景を楽しむことができる

小高い丘に登れば、ハンピならではの絶景を楽しむことができる

 小高い丘に登れば、巨岩が彩るハンピの全景を目にすることができる。ゆったりとした時間の流れの中、沈む夕陽を眺めれば、忘れられない思い出になるだろう。

●アクセス
インド南西部カルナータカ州の小さな村、ハンピの玄関口は、近隣の街ホスペットだ。ホスペットまでは鉄道やバスでアクセス可能。バンガロールから鉄道で9〜13 時間、ハイデラバードやゴアからバスで11 〜12 時間ほど。ホスペットからハンピまではバスで約30 分だ。

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