絶景と言われて夕陽を思い浮かべる人も多いだろう。空をオレンジや赤に染め、ゆっくりと海や山の奥へと沈む景色は、見る人を和ませる。世界各地に数多く点在する夕陽スポットの中からとびきり美しい絶景を紹介しよう。

青と白の街から眺める紅の夕陽
Santorini Island
サントリーニ島〈ギリシャ〉

画像: エーゲ海に沈む夕陽はまさに絶景。サントリーニ島のシンボルとも言える教会の青いドーム型の屋根もオレンジに染まる

エーゲ海に沈む夕陽はまさに絶景。サントリーニ島のシンボルとも言える教会の青いドーム型の屋根もオレンジに染まる

 旅行好きの多くが「一度は見たい」と口を揃えるギリシャ・サントリーニ島の夕陽がそのひとつ。青と白で統一された街並みのコントラストが映えるこの島は、ギリシャで最も人気のあるリゾートだ。島の北部・イアで見る夕陽は、「世界一美しいサンセット」と言われている。断崖の斜面に立つ街を赤く染め上げ、エーゲ海にゆっくりと沈む夕陽に誰もが言葉を失ってしまう。その景色を前にすれば、水平線の向こうに太陽が見えなくなるまでその場所にとどまっていたいと思うはずだ。

ACCESS
首都・アテネのアテネ国際空港からサントリーニ空港まで飛行機で約45 分。フェリーで約8 時間、高速艇で約4 時間半。

古代遺跡を照らす神秘的な光
Bagan
バガン〈ミャンマー〉

画像: 夕陽に照らされているのは、11 世紀前後に建設された無数のパゴダや寺院

夕陽に照らされているのは、11 世紀前後に建設された無数のパゴダや寺院

 続いて、ミャンマーにあるバガン。世界三大仏教遺跡の聖地として有名で、カンボジアのアンコール・ワット、インドネシア・ボロブドゥールを上回る、3000を超えるパゴダや寺院の遺跡群が見どころだ。とりわけ名高いのは、1057年に建てられたシュエサンドーパゴダ越しに望むサンセット。手すりにつかまらないと転げ落ちそうな急勾配の階段をのぼると、夕陽に照らされた遺跡群が目の前に現れる。まるで古代へタイムスリップした雰囲気に、ロマンを感じずにはいられなくなるだろう。

ACCESS
ヤンゴン国際空港からニャウンウー空港まで飛行機で約1 時間20 分。ニャウンウー空港から車で約10 分。

美しいビーチを幻想的に染め上げる
Cable Beach
ケーブルビーチ〈オーストラリア〉

画像: 夕陽を眺めながらのキャメルライドは観光客に人気のアトラクション

夕陽を眺めながらのキャメルライドは観光客に人気のアトラクション

 最後は、オーストラリアのケーブルビーチだ。約22㎞も続く白い砂浜と透明度の高いターコイズブルーの海が美しく、多くの人々が訪れる。このビーチでは、ラクダに乗って、インド洋に沈む夕陽を見るキャメルライドが人気だ。美しい砂浜をラクダに乗って優雅に散歩できるだけでも感動ものだが、海に沈みゆくオレンジの光に照らされることで、幻想的な絵の中に自分が入り込んでしまったような錯覚に陥る。また、3月から10月までの満月の夜には、「月への階段」と呼ばれる現象も見られるという。干潮に映る月明かりが階段のように見える不思議な景色は、人々の心を惹きつけてやまない。

ACCESS
西オーストラリア州のパース空港からブルーム国際空港まで飛行機で約2 時間半。ブルーム国際空港からビーチまでは車で約10 分。

 人間の生活リズムを作っているのは太陽であり、我々は無意識にその影響を受けているはず。だからこそ人は、一日の終わりを告げる夕陽に魅了されるのだろう。

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