――五月の満月の日、スリランカはエキゾチックな輝きと熱気に包まれる――
昨年5月末にスリランカを訪れた。コロンボ国際空港へ降り立ち、バスに乗ってコロンボ市内へ。

画像: ウエサク祭りの期間に現れる仏陀のパネル

ウエサク祭りの期間に現れる仏陀のパネル

初めて足を踏み入れたスリランカの街。東南アジアとはまた違う独特の雰囲気を持っていると感じた。街のあちらこちらから漂ってくる線香の匂い。そして仏教の面影。そう、スリランカは国民の約70%が仏教を信仰し、街のいたるところでお寺や仏像を目にする。中でも五月の満月はスリランカ国民にとって大事な時期。ウエサク祭りという、国で一番大規模のお祭りが開催されるのだ。

画像: スリランカの夜の街並み

スリランカの夜の街並み

ウエサク祭りとは、スリランカの他、チベット、タイ、ミャンマーなどの南方仏教の国々各地で開催される、仏陀の誕生・悟りを開いた日・入滅を祝うお祭り。これら3つの事柄は全て五月の満月の日に起こったと伝承されていることから、今でも年に一度の盛大なお祭りとなっている。街をバスで徘徊していたら、いたるところで巨大な仏陀のパネルが目に飛び込んできた。驚いたのは、数メートルもあるその存在感だけではない。手の込んだ作りと華やかさには言葉を失ってしまった。昼間は気がつかなかったが、夜になればパネルはネオンの光を放ち始め、赤、橙、黄色、緑とギラギラと点滅し輝きながら夜の闇の中で存在感を放っていた。

仏陀の生涯を表した、手の込んだパネル

しかも、そのパネルはただの仏陀の絵ではない。よく見ると、仏陀の生涯や伝記が表されているのだ。国民がどれだけ思いを込め時間をかけこれを作ったのか、仏教に対する深い信仰をひしひしと感じる。この期間、街ではご飯や飲み物を無料で提供するのも習わしのよう。パネルの周りには屋台がひしめき人々で賑わっていた。

食べ物や雑貨などの屋台

五月の満月の前後にスリランカを訪れると、普段のスリランカとは違った、熱気と華やぎに包まれるエキゾチックな世界に出会える。一年に一度のお祭りも、その日にしか見られない絶景に違いない。

旅フォトジャーナリスト KANA

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