東アフリカ・エチオピアの北部に広がるダナキル砂漠。アフリカ大地溝帯に位置し、海抜マイナス100m以下の低地にあるこの砂漠は、日中の気温が50度以上と、世界で最も過酷な地の一つだ。

画像: 黄色、緑、茶色……人間の手では作り出せないような極彩色のクレーターだ

黄色、緑、茶色……人間の手では作り出せないような極彩色のクレーターだ

 この砂漠のダロールと呼ばれる地域にあるのが、極彩色のダロール火山。その正体は、水蒸気爆発によって出来上がったカラフルなクレーターだ。

画像: まるで入浴剤のような色の水をたたえたクレーター

まるで入浴剤のような色の水をたたえたクレーター

 地中にしみ込んだ水が地下のマグマで熱せられ、水蒸気となって噴き出し、また地上で冷却されて液体に戻る。繰り返されるこのサイクルのなか、水に含まれた塩や硫黄など、さまざまなミネラルの作用によって、この世のものとは思えない極彩色の絶景を生み出すのだ。

画像: エルタ・アレ火山の火口では、迫力満点のマグマが見られる

エルタ・アレ火山の火口では、迫力満点のマグマが見られる

 ダナキル砂漠には、このダロール火山の他にも、活発な活動を続ける火山の火口を間近で見られるエルタ・アレ火山、ウユニ塩湖のような広大な塩湖や柱のように固まった塩の結晶など、奇観が見られる。隣国との軍事的な緊張や、武装強盗が出る危険性もあるため、軍隊の護衛付きのツアーでしか行けない秘境だが、それだけの価値はある絶景だ。

ACCESS
エチオピアの首都、アディスアベバからは北東に約600㎞。ダナキル砂漠に行くには、基本的にはツアー参加が必須だ。日本からのツアーの他に、現地発着のツアーもある。日本からのツアーは10 日間以上、ダナキル砂漠の見どころを巡る現地発着のツアーは、3泊4日程度のものが多い。

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