ウクライナ南部、黒海に突き出たクリミア半島の岬に建つこの城は、今にも海に落ちてしまいそうで、目が離せない。その断崖絶壁に建てられた様子が、あたかもツバメが巣を作る様に似ているため、「Swallow's Nest( ツバメの巣)」と呼ばれている。

画像: 黒海とクリミア半島の景観が一望できる場所だ

黒海とクリミア半島の景観が一望できる場所だ

 この城は、オーロラクリフと呼ばれる高さ40mの断崖の上、長さ20m×幅10mほどの狭い土地に建てられている。しかし、崖の上に佇むその姿は、威厳すら感じさせる。城の塔の周りに張り巡らされたバルコニーに立てば、その高さに足がすくんでしまうのは避けられないだろうが、そこから望む黒海の眺望は、恐怖感を吹き飛ばしてくれるほど素晴らしい。

画像: 晴れ渡った青い空をバックに、白亜の城が佇む

晴れ渡った青い空をバックに、白亜の城が佇む

 木造のコテージが建てられていたこの崖の上に、城が建てられたのは1911年のこと。黒海周辺での石油産業で財をなしたドイツ人貴族がここを買い取り、城を建てた。現在は、クリミア半島を代表する絶景の一つとなっている。

画像: 城の装飾は華美ではなく、端正な表情を見せる

城の装飾は華美ではなく、端正な表情を見せる

 ウクライナとロシアの関係悪化により、クリミア半島の情勢が不安定な現在。一日も早く、観光客が安心して訪れることができることを祈ってやまない。

アクセス
クリミア半島の中心都市、セヴァストポリの国際空港から約90㎞。車で約1時間30 分。黒海を望む崖の上にある。2014 年のウクライナ危機と、それに伴うロシアによる一方的なクリミア半島併合により、ウクライナとロシアの関係が悪化。クリミア半島の情勢は不透明なため、訪れる際には注意が必要だ。

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