頰に感じる水しぶきと風 山肌に切り込む大瀑布

 富山県中新川郡には、落差日本一を誇る滝・称名滝(しょうみょうだき)がある。その落差は350mを誇り、水煙をあげながら一気に流れ落ちる様子は大迫力の光景だ。国の名勝地および天然記念物であり、日本の滝100選にも選ばれている。

画像: 「称名」という名は、法然が滝の轟音を「南無阿弥陀仏」と称名念仏を唱えているように聞こえたことに由来

「称名」という名は、法然が滝の轟音を「南無阿弥陀仏」と称名念仏を唱えているように聞こえたことに由来

 通年で美しい景色を見られるが、中でもぜひ訪れたい時期が5月頃。この季節は立山連峰の雪解け水が多く流れ込むため、称名滝の右側にハンノキ滝と称される滝が出現するのだ。2本の滝が轟音を響かせながら滝壺に流れ落ちる光景はとても珍しく、すばらしい。 滝を一番近くで見ることができる滝見台に向かうと、白く靄(もや)がかかった幻想的な光景が広がる。顔にかかる水しぶきと、滝壺から吹く風が心地よい。そこへ太陽の光が差し込むと、美しい虹が姿を現す。運がよければ二重の虹がかかることもあり、この場所がパワースポットとして人気があることもうなずける。

 山の斜面が鮮やかに色づく秋は、この滝がさらに美しく見える季節。紅葉した山肌に、切り込むように称名滝が白い筋となって流れていくさまは、一度は見ておくべき日本の美しい光景といえよう。

 見頃 :通年 

 住所 :富山県中新川郡立山町芦峅寺
アクセス:北陸自動車道立山IC から約40㎞。

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