後世まで残したい日本の風景咲き誇る美しい高山植物の宝庫

 福島、新潟、栃木、群馬の4県にまたがる尾瀬国立公園。特別保護区および特別天然記念物に指定されている場所だ。低温・過湿の地に枯れた植物が堆積してできる高層湿原であり、その大きさは本州最大と言われている。

画像: 一面に咲き誇るミズバショウと木道は、誰もが思い描く尾瀬の姿だろう

一面に咲き誇るミズバショウと木道は、誰もが思い描く尾瀬の姿だろう

 見どころは、広大な尾瀬ヶ原に咲き誇る900種以上もの珍しい高山植物だ。なかでも、唱歌『夏の思い出』でも歌われているミズバショウの花が有名だ。5月中旬から6月初旬に見頃を迎え、ハイカーが通る木道の脇まで一面に咲き誇る姿は愛らしく、まるで観光客を出迎えてくれているかのようだ。池塘(ちとう/湿原にできる池沼)に映り込んだ、雪が残る至仏山(しぶつさん)と青い空、その手前に咲くミズバショウは、まさに尾瀬を代表する光景だと言える。

 6月中旬から7 月上旬にかけては風にふわふわと揺れる白いワタスゲ、7 月上旬からは色鮮やかな山吹色の花をつけたニッコウキスゲが見頃を迎える。また、秋になり、湿原が金色に輝く光景は“ 草紅葉(くさもみじ)”と呼ばれ、風になびく姿が美しい。

 色彩豊かな植物をのんびりと観賞できる尾瀬の魅力を、絶好の時期にゆっくりと体感してほしい。

 見頃 :5月中旬~10月下旬

 住所 :群馬県利根郡片品村戸倉(尾瀬戸倉は鳩待峠、富士見下、大清水の3 つの入山口の玄関口)
アクセス:関越自動車道沼田IC から約38㎞。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.