北極点から約2100㎞。北緯71度10分21秒に位置するこの岬周辺は、まさに極北という言葉がぴったりの荒涼とした景色が広がっている。ツンドラ気候のため、樹木がほとんど生育していないからだ。そんな大地に走る一本の道を進んだ先に、断崖絶壁の岬が現れる。そこがノールカップだ。

画像: 北極海を覆い尽くす雲海。その上を沈まない太陽が移動していく光景は、荘厳だ

北極海を覆い尽くす雲海。その上を沈まない太陽が移動していく光景は、荘厳だ

 ノールカップとは、ノルウェー語で北の岬という意味。307mの高さの断崖は、まさに最北端の岬といった雰囲気を漂わせる。岬の名前の由来は、大航海時代の1533年、イギリスの探検家リチャード・チャンセラーによって発見され、「ノース・ケイプ(北の岬)」と名付けられたことによる。

画像: 岬の突端に建てられた地球儀を模したモニュメント

岬の突端に建てられた地球儀を模したモニュメント

 北極圏に位置するこの岬では、夏季の間は白夜となり、一日中太陽が沈まない。岬からは、北極海の上を太陽が東から西へ移動していく光景を見ることができ、旅行者の人気を集めている。一方、冬季は一日中太陽が昇らない極夜だ。雪に覆われたノールカップの光景は、まさに「最果ての地」という印象だ。

岬に建つこちらのモニュメントは、この岬の北緯71度10分21秒を表している

岬の突端から眺めれば、その先にあるのは北極。最果ての絶景の美しさを堪能できるスポットだ。

アクセス
ノルウェーの首都・オスロから、北部の街・アルタまで飛行機で約2時間。アルタからはバスでノールカップへ行くことができる。また隣国のフィンランドのロヴァニエミから陸路で移動することも可能だ。北極海クルーズの沿岸急行船に乗船すれば、立ち寄りでの訪問もできる。

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