文化勲章受章の画家も惚れた美しい自然が広がる

 長野県茅野市の八ケ岳中信高原国定公園内にある御射鹿池(みしゃかいけ)。東山魁夷(ひがしやまかいい)の絵画『緑響く』で描かれたことで知られ、どの季節に訪れても美しいと評判のため池だ。この辺りは諏訪大社に祀られる諏訪大明神が狩りをした神野と呼ばれる土地で、諏訪大社の神に捧げるための鹿を射る神事・御射山御狩神事(みさやまみかりしんじ)に由来して、この名が付けられた。

画像: 緑深く茂った森の木々が水面に映し出される景色は、見る人の心を癒やしてくれる

緑深く茂った森の木々が水面に映し出される景色は、見る人の心を癒やしてくれる

 周囲の木々を鏡のように映し出すほど水面が美しいのは、溜まっている強酸性の水が影響している。池の水はpH4前後の酸性で、魚をはじめとする生き物は生息できず、強酸性の水を好むチャツボミゴケのみが繁殖している。そのため、魚のフンや食べ残しがなく、綺麗な状態が保たれるという。

 新緑が美しいこの時期に訪れると、池の周辺には美しいレンゲツツジが咲き、美しい色合いが楽しめる。また、紅葉シーズンもお勧めの季節。池のほとりの木々が燃えるように赤や黄色に染まる様は、これぞ日本の秋の絶景と言うにふさわしい眺めだ。

 空気の澄んだ日は、夜になると満天の星を眺めることができる。星空が水面に映りこめば、360度星に囲まれるので、天空にいるかのような気分が味わえる。

 見頃 :通年

 住所 :長野県茅野市豊平奥蓼科
アクセス:中央自動車道諏訪ICから約21㎞。

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