大量の水が滝壺めがけて豪快に流れ落ちる光景は、ダイナミックだ。落差の迫力は言うまでもないが、周辺の自然美と滝壺からの水しぶきの相乗効果で、迫力と同時に心地よさも感じることができる。そんな水の力を間近で体感できる美しい滝を紹介しよう。

昼夜で異なる光景が広がる大瀑布
Niagara Falls
ナイアガラの滝〈アメリカ合衆国・カナダ〉

画像: 日没と同時にライトアップされ、水しぶきが幻想的に浮かび上がる。イルミネーションタワーで光の色を変えられるツアーも人気だ

日没と同時にライトアップされ、水しぶきが幻想的に浮かび上がる。イルミネーションタワーで光の色を変えられるツアーも人気だ

“世界一有名な滝”と言っても過言でないのがナイアガラの滝。先住民の言葉で「雷鳴の轟く水」を意味する名の通り、遠くにいても水が流れ落ちる轟音が聞こえてくるほどだ。1万2000年程前の氷河時代に形成され、当時の滝は今よりも11㎞も下流にあったが、浸食のため滝の端が上流へと移動し、現在も年間約3㎝のペースで浸食が続いているという。落差は52mで、毎分16万8000㎥の水が流れ落ちる大迫力の滝は、日が暮れると同時にライトアップされる。滝壺から吹き上がる水しぶきが鮮やかな色に染まり、風が頰を撫でていく。そんな光景を見ながらディナーを楽しむのもロマンチックだ。

ACCESS
アメリカ・ニューヨーク州のバッファロー・ナイアガラ国際空港からバスで約45 分、カナダ・オンタリオ州のトロント・ピアソン国際空港からバスで約1時間30 分。

広大な南米の大地を流れる水煙と緑のコントラスト
Cataratas del Iguazú
イグアスの滝〈ブラジル・アルゼンチン〉

画像: 運がよければ、滝から吹き上げられた水しぶきに虹がかかり、珍しい鮮やかな蝶が飛び回る光景が見られる

運がよければ、滝から吹き上げられた水しぶきに虹がかかり、珍しい鮮やかな蝶が飛び回る光景が見られる

 南米を代表する名瀑として有名なのが、世界遺産であるイグアスの滝だ。ブラジルとアルゼンチンにまたがるイグアス国立公園内に位置し、イグアスとは先住民の言葉で「大いなる水」を意味する。大小275の滝が連なり、最も人気が高いのが「悪魔の喉笛」と呼ばれる滝で、落差約82m、幅約150mを誇る。滝壺に向かって水が落ちていく時の轟音が、名前の由来だ。色濃く繁る木々の中を、水煙をあげながら流れ落ちていく様子はとても美しく、毎分約360万㎥もの水量の迫力は言葉を失うほど。また、公園内は亜熱帯動植物の宝庫なので、滝の周囲でも散策を楽しめる。

ACCESS
アルゼンチン・ミシオネス州にあるプエルト・イグアス国際空港からタクシーで約20 分。

沈む夕日が水煙を茜色に染める
Victoria Falls
ヴィクトリアの滝〈ジンバブエ・ザンビア〉

画像: 朝日に照らされると神秘的な空間となり、一段と癒やしの効果を感じさせる

朝日に照らされると神秘的な空間となり、一段と癒やしの効果を感じさせる

 アフリカのヴィクトリアの滝も世界遺産だ。この滝はジンバブエとザンビアにまたがり、モシ・オア・トゥニャ(雷鳴轟く水煙)という別名を持つ。最大落差は108m、幅約1708m。垂直に切り立った峡谷を勢いよく水が流れ落ちる様は、人間の力が及ばない自然のパワーを感じる。滝の奥に沈む夕日は、空と水煙を茜色に染めていく。その神秘的な光景に、思わず言葉を失ってしまうだろう。

ACCESS
ジンバブエのヴィクトリアフォールズ空港、またはザンビアのリビングストン空港から車で約20 分。

 どれもスケールの大きさに圧倒される滝ばかり。自然が作り上げた力を肌で感じることができるはずだ。

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