天候や風速、季節で変わるデリケートな絶景との邂逅(かいこう)

 南北2.4㎞、東西16㎞に及ぶ、国内最大級の砂丘で、国の天然記念物にも指定されている鳥取砂丘。広大なスケールで砂地の散策を楽しめる山陰でも随一の観光地だ。

画像: 鳥取砂丘の砂質は滑らかで、砂の粒が小さいため風紋ができやすい

鳥取砂丘の砂質は滑らかで、砂の粒が小さいため風紋ができやすい

 鳥取砂丘の魅力は、日本海の雄大なパノラマを望みながらの散策だけではない。毎秒5〜10mの風が吹いた際にできる砂の模様・風紋の観賞も欠かせない。斜面に積もった砂が乾燥して流れ落ち、すだれのような模様を描く砂簾(されん)。降雨後の強風によって形成される砂柱(さちゅう)。さらに冬季はそれぞれの現象に積雪も重なって、幻想的な風景を織り成す。天候や風速、季節などによって、一度きりの再現不可能な景象を砂のキャンバスに描いてくれる。

 日の出や日の入りの時間帯に、幻想的な光景が広がることも人を呼ぶ要素のひとつだ。傾いた太陽の光に照らされオレンジ色に輝く風紋を眺めているだけで、至福のひと時を過ごした気分になれる。また、砂上に浮かぶおぼろげな月や瞬く星が眺められる夜も、情緒溢れる空間へと誘う。

10万年の時が生んだ鳥取砂丘。日本が誇るサンドアートを、潮の香りと沖からの風に身を任せ、砂の音に耳を澄ませながら楽しみたい。

 見頃 :通年

 住所 :鳥取県鳥取市福部町湯山2164-661 
アクセス:JR 山陰本線鳥取駅から日ノ丸バス、日本交通バスでそれぞれ約22 分。鳥取自動車道鳥取IC から約10㎞。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.