画像: 溶岩で埋め尽くされるハワイ島のカラパナ公園

溶岩で埋め尽くされるハワイ島のカラパナ公園

絶景は、どの国でもどの都市でも、探せば見つかる。でも、一生に一度見られるかどうかの大絶景。これは、そんな簡単に見ることはできない。試練とも思うような困難な道を進んでいってこそ、この世のものとは思えない光景に辿り着くことができる。ハワイ島のキラウエア火山のマグマを見に行った時に、それを改めて実感した。ハワイ諸島の島の中でも、ハワイ島は一番面積が広く、ハワイの純粋な大自然のパワーが特に宿っていると感じる島。特徴的なのは溶岩。ハワイ島は五つの火山で構成されていて、ハワイ島全体に漆黒の溶岩が広がっている。

画像: 足場の悪い溶岩の上をひたすら歩き、真っ赤なマグマを見に行く

足場の悪い溶岩の上をひたすら歩き、真っ赤なマグマを見に行く

今回は、ハワイ島キラウエア火山のマグマを見に、カラパナ公園にやって来た。マグマを間近で見るには、必ず1時間程溶岩の上を歩かなくてはいけない。ゴツゴツしていて足場の悪い溶岩の上を、ひたすらひたすら、マグマを目指して歩いていく。
辺りを見渡しても、ただ一面に溶岩でできた大地が広がるばかり。草木もほとんど生えていない。なんだか地球の果てに来た気がした。

画像: 冷えた溶岩の中から、今か今かと流れ出るのを待つマグマ

冷えた溶岩の中から、今か今かと流れ出るのを待つマグマ

そんな同じ光景の中、黙々とひたすら歩き続けること約1時間、ようやく漆黒の溶岩の中から、真っ赤な熱を放出するマグマが見えて来た。どんどんと近づくにつれ、熱風が体を突き刺してくる。熱い。熱くてもうこれ以上近づけない!そう思った時、目の前には流れ出る1300度の灼熱の溶岩流の姿があった。

画像: マグマは地表に姿を現し、溶岩流として流れ出る

マグマは地表に姿を現し、溶岩流として流れ出る

どろりと流れ出続ける真っ赤なトロトロの溶岩流。それは、まるで生命を持って生きているかのようだった。溶岩で出来た黒一色の大地に、真っ赤に燃える炎の固まりのようなマグマ。まるで異次元の世界のような、地獄絵図のような感じだった。この流れ出る溶岩流を見られるのは、日没付近から夜にかけて。辺りが闇に包まれてからの方が、より鮮やかに見ることができる。しかし、帰りの道のりは困難極まりない。ゴツゴツした溶岩の上を、帰りは暗闇の中、懐中電灯で足元を照らしながら、またひたすら1時間歩かなくてはいけない。

地球のパワーがみなぎるマグマ。大自然への畏怖と美しさを同時に感じた

地球本来の絶大なパワーを持つ大絶景は、困難な道の果てにようやく出会うことができる。そう易々とは拝むことはできない。そこまでの道のりが困難だからこそ、この絶景は一生に一度見られるかどうかと言われるのかもしれない。ハワイ島 キラウエア火山のマグマと溶岩の大絶景は、まさしく一生に一度見られるかどうかの絶景だった。

旅フォトジャーナリスト KANA


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